ロッテ・ドラ2の酒居が4日にプロ初先発「ゼロに抑えたい」
「ロッテ-日本ハム」(1日、ZOZOマリンスタジアム)
天候不順で中止となった。
先発はスタンリッジだったが、首脳陣は先発予定の投手を順繰りにスライドさせていくことを決めた。
2日はスタンリッジで、3日は唐川。このため、3日に決まっていたドラフト2位・酒居知史投手(24)のプロ初先発は4日の楽天戦(Koboパーク宮城)となった。
楽天はソフトバンクとの首位争いの最中で、しかも投げ合う相手は岸が有力だ。
だが、酒居は「ゼロに抑えたい。(相手がだれであれ)自分のピッチングをして、どれだけ勝ちにつなぐことができるかだ」と言い切った。
開幕メンバーから漏れ、1軍初登板は4月25日の楽天戦。中継ぎで10試合に投げ0勝0敗。5月18日にファームへ。7月31日に再び1軍に合流した。
プロ入団時から高い評価を受けて、即戦力候補だった。本人ももちろん、先発を視野に入れて鍛錬してきた。
「中継ぎと先発では全然違う。(先発は)自分で試合を作る。試合への入り方、一回から終盤を考えての配球など。そのへんを考えてしっかりとやりたい」。酒居は目を輝かせた。
英二コーチからは「ヨーイ、ドンでは勝てないぞ」と言われたというが、強心臓を持つルーキーは「いい意味で裏切りたい」と前を見据えた。