日本ハム松本がサヨナラ内野安打 連敗5でストップ

 11回、サヨナラ内野安打を放ち、ナインの手荒い祝福を受ける日本ハム・松本(右から2人目)=札幌ドーム
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 「日本ハム4-3楽天」(20日、札幌ドーム)

 日本ハムが延長十一回、松本剛内野手(23)の二塁への内野安打でサヨナラ勝ち。連敗を5で止めた。

 日本ハムが終盤に粘りを見せた。六回に6連勝中の楽天に3点先制される厳しい展開。しかし八回に4番・レアードが起死回生の同点21号3ランを防御率0点を続けていた楽天・福山から放った。

 3-3のまま突入した延長戦で決着が付いたのは十一回。この回から登板した楽天5番手の金刃を攻める。1死から中島が遊撃内野安打で出塁すると、続く西川が右前打で一、三塁とチャンスを拡大し、松本のサヨナラ打を導いた。

 「勝てて良かったです。卓さん、西川さんがつないでくれたので何とか返そうと思っていた。チームは厳しい戦いが続いていましたけど、雰囲気はいいと僕は思っていたので、絶対勝てると思ってやっていた」と松本。「まだまだ優勝あきらめていません」と歓喜する札幌のファンに誓った。

 十一回の1イニングを抑えた7番手の宮西が2勝目(3敗)。楽天は金刃が1敗目。

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