オリックス・小谷野ソロ弾に「あれはまぐれ」直後のロメロ弾には「あれは実力」
「オリックス5-1ロッテ」(25日、京セラドーム大阪)
オリックス・小谷野栄一内野手が勝ち越し二塁打、ダメ押し本塁打の活躍で、チームのカード勝ち越しを導いた。
1勝1敗で迎えたこのカードの先発はオリックスが2勝3敗の西、ロッテは1勝6敗の石川。1-1の同点で迎えた六回1死二塁で、小谷野が左線に適時二塁打、さらにロメロも中越えに二塁打を放って2点を奪った。
八回1死では、ロッテ・益田から左翼スタンドに4号ソロ。直後にロメロも12号ソロで続いた。
殊勲の小谷野は「初回にチャンスで返すことができずに悔しかったので、あの打席は何とか返そうと思った」と勝ち越し場面を振り返った。
ダメ押しの一発については「あれはまぐれです。あんまり打ったことないんで、(感触も)分からない」ととぼけた。直後にロメロも12号ソロが飛び出したが「あれは実力」と評した。
オリックスは投げては先発の西が8回6安打1失点の好投で3勝目(3敗)。ロッテ先発の石川は6回6安打3失点で7敗目(1勝)となった。