ヤクルト・山田ヒヤリ死球 初回左肩甲骨付近に受け無安打
「交流戦、ヤクルト3-6日本ハム」(18日、神宮球場)
いきなりヒヤリとさせられた。初回1死三塁だった。先発・有原の148キロ直球がヤクルト・山田の左肩甲骨付近に直撃。球場内が騒然となった。昨年も同様の箇所に2度、死球を受け2週間離脱したことがあったからだ。
手当てのため山田がベンチに下がると、スタンドから「頑張れ、山田」コール。グラウンドに戻ったが、「腕は上げられるけど、力が抜ける。普通に痛い」。左背部打撲の影響もあってか、前日先制決勝3ランを放ったヒーローが、この日は無安打に終わった。
真中監督は「肩が上がりづらいと言っていた。うまく調整してほしい」と19日の休養を挟み、20日からの全体練習で様子を見ていく。最悪の事態は免れたが、九回の追い上げもむなしく今季初の5連勝、同一カード3連勝とはならなかった。