日本ハム・村田透が10年目のプロ初勝利 お立ち台で涙声「たくさんの人に応援してもらい…」

 ウイニングボールを手に西川(右)とポーズをとる日本ハム・村田=札幌ドーム
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 「交流戦、日本ハム5-1巨人」(11日、札幌ドーム)

 プロ10年目の日本ハム・村田透投手(32)が、5回1失点でNPB初勝利を挙げた。

 今季5度目の先発となった村田は三回以外の毎回で走者を出しながら踏ん張る粘りのピッチング。五回はクルーズの適時二塁打で1点を失ったものの、最少失点で切り抜けた。

 谷元-鍵谷-マーティン-玉井-増井と無失点リレーで守り切り、村田に待望の白星をプレゼントした。

 打線は三回、西川が先制の2ラン。四回には田中賢の適時三塁打、中島卓の適時打でリードを広げたた。七回には大田の8号ソロも飛び出した。

 村田は07年の大学生・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。3年間在籍したが1軍登板はなく、10年に自由契約となった。以後、6年間アメリカでのプレーを経て、今季、日本ハムで日本球界に復帰した。

 お立ち台では感極まり声を震わせた。「たくさんの人に応援してもらい、ここまでこれました」と涙ぐみ、古巣の巨人に対しても「僕の大事な3年間でした。結果を出してお礼をしたかったです」と感謝した。ファンへ「オールドルーキーの村田です!1勝目ですがこれから続けていけるように頑張っていきます。よろしくお願いします」とあらためて自己紹介し、万雷の拍手を浴びた。

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