巨人・高橋監督「全員で受け止めないと」 球団ワーストの12連敗

 西武戦で球団ワースト記録を更新する12連敗を喫し、意気消沈する巨人ナイン=7日、埼玉県所沢市のメットライフドーム
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 「交流戦、西武3-0巨人」(7日、メットライフドーム)

 巨人が完封負けで球団ワーストを更新する12連敗を喫した。

 0-0で迎えた四回、先発の吉川光がメヒアに8号2ランを献上すると、六回には、2番手の西村が中村に13号ソロを浴びた。

 打線も、今季初登板初先発となった岡本を相手に、いいところがなかった。六回1死三塁の好機をつかむも、主軸が凡退。七回の1死一、三塁も代打・長野が二ゴロ併殺に倒れた。点差以上に完敗のゲームだった。

 高橋監督は試合後、「これは現実なんでね。現実として全員で受け止めなきゃいけない」と12連敗を努めて冷静に振り返ると、「ただ、まだ試合があるんでね」と前を向いた。

 長嶋監督1年目となる1975年以来、42年ぶりとなる球団ワーストタイの11連敗を喫していた1934年創設の名門球団が、負の歴史を塗り替えてしまった。それでも、高橋監督は「挽回するチャンスはまだある。あしたからまた頑張るしかない」と、自らに言い聞かせるように話していた。

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