１０連敗で止まった日本ハム・栗山英樹監督（５６）が２８日、福岡から北海道へ移動。２９日から本拠地、札幌ドームで行われる楽天戦からの巻き返しを誓った。

　２７日のソフトバンク戦延長十回、中田の決勝本塁打で大型連敗から脱出した。楽天戦は４月１３日以来１６日ぶりの地元札幌での試合となる。ここまで、ビジター試合では２勝１３敗と苦しんでいるが、札幌ドームでは３勝３敗と五分。

　福岡空港で応対した栗山監督は「本拠地に帰った時にあの雰囲気というのは絶対にやりやすい。去年は北海道の皆さんに力をもらい、苦しい時は前に進んだわけだから、きちんとした野球をやっていきたい」と地元の応援のおかげと強調した。

　まだ４月で、残り１００試合以上も残っているだけに「我慢すれば必ず、いい結果になる。慌てる時期ではない」と前向きに話した。