ソフトバンク・東浜 感謝の2勝 打線援護に応えた7回1失点

 「ソフトバンク4-1日本ハム」(26日、ヤフオクドーム)

 ビッグプレゼントを無駄にするわけにはいかない。初回に打線がいきなり4点先取。直後の二回、ソフトバンク・東浜が粘りの投球を見せた。先頭の中田に右前打を許したが、後続を3人できっちり断った。「一人一人集中していきたい」。この回だけで27球を要しながらも援護してくれた打線に「0」で応えた。

 三回2死一塁。前夜の試合で千賀から2発を放った伏兵の松本に粘られた。3球で追い込みながらファウルを続けられ、10球目でようやく左飛。忍耐強く一人一人を打ち取った。

 七回2死からレアードにソロ被弾。連続無失点は14イニング目で途切れたが、先発としての役割は十分に果たした。前回19日・ロッテ戦に続き、自身2連勝を飾った。

 本拠地では昨年7月9日以来の白星をつかんだ右腕は「初回に4点取ってもらって楽になった。自分の中であまり調子はよくなかったけど、拓也(甲斐)がうまくリードしてくれた。野手の皆さんに感謝です」と振り返った。

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