来夏の甲子園大会、福岡から2校出場 第100回記念大会で
夏の全国高校野球選手権大会の福岡の出場校が、来年の第100回記念大会で従来の1校から2校へ増える方針であることが17日、分かった。記念大会に限ったもので、1998年(第80回)と2008年(第90回)の記念大会では、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫の6府県が2校に増枠となっており、九州・沖縄では初の複数代表となる。
昨夏は134校が甲子園の出場切符を争うなど、福岡は全国でも有数の激戦区。今春の選抜大会は12年ぶりに福岡から2校出場し、福岡大大濠と東海大福岡がともに8強入りした。来年夏の記念大会での2枠の割り振りは、福岡県高校野球連盟などで今後討議される予定。過去の記念大会で増枠となった6府県も、地方大会の参加校が150校を超えている。