日本ハム・斎藤佑、568日ぶりの勝利ならず 六回途中3失点降板

 「ロッテ-日本ハム」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 日本ハムの斎藤佑樹投手が昨年7月28日の西武戦以来の先発マウンドに上がり、5回0/3を6安打3失点で降板。勝ち投手の権利をつかむことはできなかった。

 背番号を1に変更して初の登板は、初回先頭の加藤を二ゴロ、角中を左邪飛、清田を二ゴロに仕留め、三者凡退と上々の立ち上がり。

 プロ初登板のドラフト1位・佐々木千隼投手との投げ合いとなったが、斎藤佑が二回に先制を許した。

 1死から鈴木に左前打を許すと、鈴木が二盗。二死二塁から井上に左前にはじき返され、鈴木が生還した。同点だった四回にも井上に適時打を許し、勝ち越された。1点ビハインドの六回もマウンドに上がったが、先頭のパラデスに四球を与えたところでマウンドを公文に譲った。

 この日の最速は初回の清田に投じた初球の141キロだった。

 試合は公文がこの後、つかまりこの回3点を許し、その差は4点に広がった。

 2015年9月16日のロッテ戦以来、白星から遠ざかっている斎藤佑だったが、568日ぶりの勝利はならなかった。

 ZOZOマリンスタジアムは、13メートルの強風が吹き荒れ、飛球はホーム側へと押し戻され、野手陣には難しい条件となっているが、斎藤佑もワインドアップで左足を上げた際、強風を受けてフォームを崩す一幕もあった。

 斎藤佑は降板後、「風は強かったですが、気にならなかったというよりは、計算しながら投げられたと思います。ツーシーム、フォークもそれなりに思っていた通りだったし、風をうまく使えた部分はあった。ただ、やっぱり6回の先頭にフォアボールを出してしまったところが悔しい。課題にしていきます」とコメントした。

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