侍・中田が中前適時打 準決勝・アメリカ戦へ「ワクワク」

6回、適時打を放つ日本ハム・中田翔=グレンデール(撮影・棚橋慶太)
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 「WBC・練習試合、ドジャース3-2日本」(19日、キャメルバックランチ)

 野球日本代表「侍ジャパン」は準決勝に備えて、大リーグ・ドジャースと練習試合を行った。1-1で迎えた六回。日本が「5番・一塁」で出場した中田(日本ハム)の中前適時打で勝ち越しに成功した。

 先頭の筒香(DeNA)が左翼線二塁打で出塁。平田(中日)が代走で送られると続く中田の打席で初球、相手バッテリーの隙を突いて三盗を決めた。左腕ハイネスの続く2球目、高めの速球をフルスイングすると、ライナー性の打球が中前に飛んだ。

 蓄積疲労による腰痛で、15日のイスラエル戦を欠場。前日18日のカブスとの練習試合から復帰していた。準決勝の相手はアメリカに決定。「すごいメンバーがそろっている。一緒に試合ができることに、ワクワクしている。楽しみです」と決戦を心待ちにしていた。

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