履正社・安田“清宮キラー”攻略や!いきなり日大三・桜井と激突

 「選抜高校野球組み合わせ抽選会」(10日、オーバルホール)

 第1日第2試合は昨秋の神宮大会覇者・履正社(大阪)と、優勝候補の一角・日大三(東京)が対戦する。プロ注目の履正社・安田尚憲内野手(3年)は、昨秋東京大会決勝で早実・清宮から5三振を奪った左腕、日大三・桜井周斗投手(3年)の攻略を宣言。「臆することはない」と発言した桜井を“返り討ち”にする。

 優勝候補の主砲として堂々と迎え撃つ。「相手はどこでもよかった」。安田は日大三との対戦にも感情を表現することはなかった。相手のエース・桜井攻略にも自信を見せた。

 桜井は昨秋東京大会決勝で、早実・清宮から5三振を奪った。大会屈指の左腕は安田に対して「臆することはないと思う」と強気な発言をしたが、高校通算45本塁打の大砲はあっさりと受け流した。

 「手も足も出ない、ということはないと思う。練習でいい左投手を経験させてもらってきたので」

 昨年は履正社の1学年上で、ヤクルトドラフト1位・寺島、日本ハム同6位・山口(入団拒否)と対戦して経験を積んだ。今も左腕に苦手な印象はない。

 昨秋東京大会決勝での桜井の映像もチェック済み。「あまいボールはあると思う。1球に集中したい」。この日は大阪国際空港発の航空機で沖縄遠征に出発。南国の練習試合6試合で攻略へのイメージを膨らませていく。

 すでに進路はプロ1本に絞っている。今大会で日大三撃破に貢献できれば大きなアピールとなる。「相手は名門だし、実力がある。気を引き締めていきたい」。“清宮キラー”を踏み台に、同校を春夏通じて初の甲子園優勝へ導く。

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