西武・雄星にエースの自覚 2年連続開幕投手へ もうフォーク投げた 

 「西武春季キャンプ」(1日、南郷)

 2年連続の開幕投手が決定的な西武の菊池雄星投手(25)が1日、新エースの自覚をブルペン投球で示した。ウイニングショットで使えるように習得に乗り出しているフォークを披露。キャンプ初日に変化球を投げたのは8年目で初めてで、今季に懸ける意気込みを早くも全開にした。

 「今は修正するところがない。フォームも固まっている」。捕手に座ってもらって60球を投げ込んだ左腕の顔に充実の汗が浮かんだ。例年ならキャンプ序盤に真っすぐオンリーで投げ込みを重ね、変化球を解禁するのは第2クール以降。自主トレからの順調な調整もあり、キャンプ初日から新球を投げ込んだ。

 「本格的にピッチングを見たのは初めて。素晴らしいボールだった。体も絞れていた」。ブルペン後方から約30分間、目を凝らし続けた辻監督も絶賛だ。土肥投手コーチも「見ていて『怖い』ボールが何球もあった。フォークもフォームに合っている」と目を細めた。

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