ロッテのドラ1佐々木、背筋力で面目を施す
ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=ら9選手と高卒2年目の3選手の総勢12人が20日、都内の施設で身体測定を行った。この計測は11年から主に新人選手を対象に始まった。
注目の佐々木が「体幹伸展力」(背筋力)で553Nm(ニュートン・メートル=どれだけの力でどれだけの距離を出せたかを示すエネルギーの単位)をはじき出して面目を施した。
トップはドラ5の有吉の624Nmに譲ったが、去年までの新人投手での最高記録は関谷の525Nmで、佐々木は通常のトップアスリートが体重の5倍程度と言われる中、体重86キロで6倍をはるかに超えた。一昨年は田中が475Nm、新人王を獲った石川が419Nmだった。佐々木は「大学3年の春ぐらいから本格的にウェートに取り組んできた成果が少しずつ出てきていると思います。刺激になりました」と自信を持ったようだ。
また、右腕の筋肉は4・48キロで新人9選手が計測。平均3キロ台後半の中で、最高の記録だった。