昨季限りで現役を引退した前楽天の後藤光尊氏(38)が10日、Koboパーク宮城で引退記者会見を行い「これだけ長くやれるとは思わなかった。それなりにはできたかな」と15年間のプロ生活を振り返った。
心残りなことを聞かれるとオリックス、楽天を通じて優勝したことがないことを挙げた。「優勝とか日本一に縁がなく、一度はそういう経験をしたかった」と話した。
今後は楽天のジュニアコーチとして、小中学生を対象としたスクールで指導にあたる。「どの世界でも基本の積み重ねが大事。そのことをしっかり教えられたら。子どもたちは伸びるだけだし、楽しみしかない」と抱負を語った。