今季入団した新人選手の合同自主トレーニングが9日、7球団で始まった。ドラフト会議で5球団が競合したソフトバンクの右腕、田中正義投手(創価大)は福岡県筑後市のファーム施設でキャッチボールや200メートル走をこなし「肩も体も万全。けがなく終われて良かった」と充実の表情だった。
西武は埼玉県所沢市の西武第二球場などでノックやダッシュを行い、昨夏の甲子園大会で優勝したドラフト1位右腕の今井達也投手(栃木・作新学院高)は「緊張感の中で練習できた」と語った。ヤクルトは埼玉県戸田市で始動し、真中満監督がドラフト1位左腕の寺島成輝投手(大阪・履正社高)の様子を見守った。