プロ5年目で自己最多の14勝を挙げたソフトバンクの武田翔太(23)が21日、契約更改交渉に臨み、5千万円増の1億2千万円でサインした。高卒6年目の年俸1億円超えはダイエー時代に城島健司捕手がいる。偉大な先輩に肩を並べ「実感ないですね」と言いながら、うれしそうに笑った。
前半戦だけで9勝を挙げ、1年間ローテーションを守った。しかし、本人は「リーグ優勝できず悔しい1年。その中で大事な試合で勝てなかった」と反省。来季の目標に投球回200イニングと防御率1点台を掲げ、開幕投手についても「狙いたい」と力強かった。(金額は推定)