帝京五が48年ぶり聖地へ前進 元ロッテ小林昭則監督は手応え
「秋季高校野球四国大会・1回戦、帝京五8-0岡豊」(22日、松山中央公園)
今春から元ロッテ投手の小林昭則監督(49)が率いる帝京五(愛媛)が、七回コールド勝ちで8強入りを果たした。
打線が10安打で7得点。投げてはエース左腕・岡元健太朗投手(2年)が7回3安打無失点と好投。小林監督は「打線が低めの球をよく見極め、つながった」と快勝を喜んだ。
名門・帝京(東京)のエースとして85年センバツで準優勝した同監督。ロッテでは1勝も挙げられなかったが、96年の引退後に教員となり、母校で9年間コーチを務めた。
1969年春に1度だけ甲子園出場がある帝京五。目指すは48年ぶりとなる来春センバツ出場だ。準々決勝の相手は今春センバツ準優勝の高松商。攻撃野球を志す指揮官は「自分たちの野球ができれば甲子園に行ける。次もしっかり戦いたい」と意気込んだ。