西武の田辺徳雄監督(50)が27日、今季限りで辞任すると発表した。試合前に球団に辞意を伝えた。西武プリンスドームで行われた日本ハム24回戦の試合後に記者会見を行い「伝統と歴史のある球団。ここ3年Bクラスに沈んでいるのはあってはならない。考えて決断した」と話した。
田辺監督は打撃コーチだった2014年6月に成績不振で休養した伊原春樹前監督の監督代行を務め、15年から監督に就任した。今季は岸、菊池、中村ら主力がけがで離脱するなど苦しい戦いを強いられ、一時、最下位に低迷。
シーズン途中から指揮を執った14年を含めて3年連続でクライマックスシリーズ進出を逃した。