慶大・加藤拓が史上24人目ノーヒットノーラン 打では2ラン

 「東京六大学野球、慶大8-0東大」(17日、神宮球場)

 慶大は加藤拓也投手(4年・慶応)が無安打無得点試合を達成し、東大に8-0で大勝した。2013年秋季リーグで慶大の加嶋宏毅投手が東大戦でマークして以来、史上24人目(通算25度目)。慶大では9人目となった。加藤拓は10三振を奪い、打っても2点本塁打を放った。

 試合終了と同時に、加藤拓は両手を大きく上げてガッツポーズした。四球を5個も与えたが、力で押す投球に徹した無安打無得点試合に「自分らしい」と笑顔で話した。

 150キロ台のストレートと切れのあるスライダーで10奪三振。これが今秋のリーグ戦初戦。「六回に足がつりそうだった」と言うが、その裏の攻撃で自ら2ランも放った。

 捕手から投手に転向し175センチ、90キロの体から速球を投げ込む。先週、社会人チームとの練習試合でふくらはぎに球が直撃して降板したが間に合わせた。春のリーグは4位。プロ注目の4年生右腕は「チームが優勝できればいい。自分がマウンドに立ったら抑えるだけ」との思いで大学最後のリーグに挑む。

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