中日・岩瀬が現役続行!復活まだだけど…42歳19年目へ 最近2戦0封で手応え

 中日・岩瀬仁紀投手(41)が15日、現役続行に意欲を示した。球団側も後押しする構えで、来季契約に障害はない。昨季は1、2軍通して未登板に終わり、復活を期した今季は13試合で2敗、防御率7・00。今後行われる球団との話し合いで最終結論を出す。

 現役続行か引退か-。揺れ続けた岩瀬に、ようやく今後の方向性が見えてきた。「自分の中ではだいたい感触はつかめました。やれるなら、1年でも長くというのが本音です」。6日・広島戦(マツダ)は1回無失点、10日・DeNA戦(ナゴヤドーム)も2/3回を無失点。最近2試合の投球で、心は次第に現役続行へ向かった。

 そんな岩瀬の決断を球団側も後押しする。西山球団代表は近日中に話し合いの場を設ける考えを明かし「彼は必要な戦力ですし、人間的にも素晴らしい。『チームにとって存在そのものが大きい』と伝えるつもりです」と語った。兼任コーチなど肩書は設けず、プレーヤー岩瀬に19年目のシーズンを用意する方針という。

 最後のセーブは2014年7月31日・広島戦(マツダ)。あれから2年と2カ月。守護神というポジションはもちろん、1軍を保証されるわけでもないが、このままでは終われない。11月に42歳になる岩瀬が、自分自身との戦いを続ける。

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