巨人の野球賭博事件で賭博開帳図利ほう助と常習賭博の罪に問われた巨人元投手の笠原将生被告と、胴元役だったとして賭博開帳図利の罪に問われた元飲食店経営者の斉藤聡被告の第2回公判が5日、東京地裁で開かれ、検察側は笠原被告に懲役1年2月、斉藤被告に懲役1年6月を求刑した。判決は10月5日。公判で検察側は笠原被告について「悪質といえる。厳しく処罰すべき」と述べた。
7月11日の初公判では、検察側は笠原被告が2014年4月から15年8月までの間に「1575万円を賭けた」と供述したことなどを明らかにした。笠原、斉藤両被告とも起訴内容を認めていた。