ヤクルト・山田、30盗塁へ7試合足踏み 史上初2年連続トリプルスリー目前も
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「ヤクルト3-4広島」(4日、神宮球場)
快挙達成を確実にしたかったが、お預けだ。史上初の2年連続トリプルスリーに挑むヤクルト・山田哲人内野手だが、30盗塁にリーチをかけてから7試合足踏みとなった。
一回2死後に四球で出塁。果敢にリードして二盗を狙ったが相手のヘーゲンズが、警戒。執拗(しつよう)に高速けん制を繰り出した。3度目のけん制球で一塁に帰塁できずアウトになった。「理想的な帰塁はできましたが、結果的にアウトになった」と悔しそうな表情を浮かべた。
バットでも3打数無安打に終わった。七回には3-4とし、なおも2死三塁の場面で見逃し三振に倒れた。杉村チーフ打撃コーチは、「山田に元気がなかったな」と心配顔だった。
6日から2ゲーム差の3位・DeNAと直接対決3連戦を行う。大事な試合で、打って走って躍動したいところだ。