大分敗戦、女子マネの夏終わる 目に涙浮かべ…甲子園グラウンドに立ち話題

7回に盛りあがる大分の女子マネージャー首藤桃奈さん=甲子園(撮影・堀内翔)
3枚

 「第98回全国高校野球選手権大会・1回戦、中京12-4大分」(8日・甲子園球場)

 大会前から注目を集めていた大分の女子マネジャー・首藤桃奈さん(3年)の夏が終わった。

 首藤さんは、他の部員とともに三塁側アルプススタンドから声援を送った。大会前に「同級生は家族みたいな感じ。心配になります」と話していた通り、ピンチを迎えれば祈るようにグラウンドを見つめ、得点が入ると飛び跳ねて笑顔を爆発させた。敗戦が決まると、目に涙を浮かべ、健闘したナインをたたえた。

 2日の甲子園練習で、首藤さんはユニホームをまとい練習補助としてグラウンドへ立ったが、大会規定では女子の参加を認めておらず、甲子園練習でもそれに準ずる形を取っていたため、関係者に制止されベンチへ下がった。ネット上などでは、規定および行為の是非を巡り、大きな騒動となっていた。

 試合後、目を真っ赤に腫らして引き揚げてきた松尾篤監督(43)は、今回の騒動が選手の心理に影響を与えたかと問われ「いっさい関係ないと思ってやってくれたと思う。選手に動揺はなかったです」と話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス