DeNAドラ1今永 4連敗後の3連笑

 「ヤクルト1-4DeNA」(21日、神宮球場)

 勝負どころで、自信のある球を投げ込んだ。六回、同点とされてなお1死一塁。DeNAドラフト1位の今永昇太投手(22)=駒大=が山田を迎えた、その2球目。インハイへの137キロ直球で、三邪飛に打ち取った。

 「間違いなく日本一のバッター。恐れることなくインコースで打ち取れた」。続くバレンティンも遊飛に退けた。7回3安打1失点。勝ち越しを許さず、自身4連敗後の3連勝を呼び込んだ。

 前夜はクラブハウスで三浦と観戦。「球場の雰囲気にのまれず、高さとコースを間違えなければ大丈夫」という金言を授かった。「言葉通りにいけました」と振り返った。

 神宮が主戦場だった大学時代。最終登板は東都2部に降格させた試合だった。「プロに入っていい思い出を作りたい」。試合前の言葉を、実践してみせた。

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