ソフトバンク12カードぶり負け越し

 「ソフトバンク6-8日本ハム」(19日、ヤフオクドーム)

 延長十回。ソフトバンクの守護神・サファテの151キロは痛恨の決勝2ランとなって左翼席へ。レアードに一発後のパフォーマンス、すしを握るポーズを終盤に2度決められた。

 「試合後半にやってはいけないミスが出た」。工藤監督はそう言って息を一つ吐いた。「安打ならオーケー、本塁打はだめ。普通に考えられることを、投手も捕手もその場で冷静に考えてやらないとね」。六回、先発東浜の後を受けた森が代打谷口に同点3ラン、八回には寺原がレアードに勝ち越しソロを被弾。土壇場で追いついた後も一発に屈した。

 チーム全体でも今季被本塁打はリーグワーストの45本。「確認して次に生かす。暗くならない。それがこのチームのやり方」と工藤監督。気になるほころびは小さなうちに縫っておきたい。

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