オリ最下位脱出ならず 塚原力尽く

 「楽天4-3オリックス」(20日、コボスタ宮城)

 延長十二回2死一、二塁。3-1からの5球目を楽天・嶋に完ぺきに捉えられた。歓喜に沸く楽天ナインをよそ目にオリックスの塚原はうつむき加減で一塁ベンチへと帰って行った。サヨナラ負け。勝てば一気に4位浮上のチャンスが、夢と消えた瞬間だった。

 だが、だれが塚原を責められようか。福良監督も「しょうがない。あそこはツカに任せたんだから」とかばった。延長十一回からの回またぎ。しかもここ10試合で8試合登板と大車輪の右腕だった。

 塚原は「きっちりコースにいけば…。力不足です。いい場面で使ってもらっているので期待に応えたかったのですが」と言葉に無念さをにじませた。

 前週は2カード連続勝ち越し。その裏で岸田、塚原、平野は連日のように投げてきた。この試合も先発の東明が先制点をもらいながら5回で降板した。指揮官は「先発が頑張ってくれないとリリーフに負担が掛かっている。あしたはサチ(山崎福)に頑張ってもらうしかない」。2年目左腕に託した。

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