「オープン戦、オリックス４－６楽天」（１６日、京セラドーム大阪）

　オリックス・ブランコらしい一発だった。六回無死一、二塁。フルカウントから下手投げ加藤の低め直球を強引に左翼スタンドまで運んだ。オープン戦チームトップに並ぶ２号３ランだ。

　八回にも中前打を放ち、打率・３５０、２本塁打、５打点。外国人枠を争うボグセビックの・４２３、２本、４打点やモレルの・３４６、０本、３打点にも負けていない。

　福良監督も「（選択が）難しくなりましたね」と言う。抑えのコーディエは確定。ならばディクソンが先発する開幕第３戦まで登録するという手もあるが「（ほかの外国人に）アクシデントがあった場合が怖い」と否定的。打ちまくる助っ人だが、開幕２軍が濃厚となった。