ヤクルト・山田、お目覚め3安打
「オープン戦、ヤクルト8-10巨人」(16日、神宮球場)
目覚めの気配が漂う。ヤクルト・山田が実戦16試合目で初の3安打をマーク。ここまで本調子ではなかった若武者は「良くなっているのかな」と少しだけ頬を緩めて振り返った。
内海のボールに逆らうことなく、鮮やかに打ち続けた。一回に中前打、三回には右線二塁打、四回には左前適時打。全方向に打球を飛ばした。試合前の時点で打率・125と打撃の調子を落としていたが、広角打法で結果を出し、きっかけをつかんだ。
「続けることが大事です。頑張らないといけない」。開幕までオープン戦は残り4試合。本来の姿を完全に取り戻し、史上初となる2年連続トリプルスリー達成に挑む。



