由伸Gショック5併殺&阿部“離脱”

 「オープン戦、巨人0-6広島」(21日、沖縄セルラー)

 沖縄のG党からため息がこぼれた。5併殺の拙攻で零封負け。オープン戦で初黒星を喫した高橋監督は「疲労などもあると思うが、実戦をしているのだから結果を求めてやっていかないと」と、物足りなさを口にした。

 新打線のテストは不発に終わった。好調のドラフト2位・重信(早大)を1番で起用。一回、ルーキーは左前打を放って出塁したが、続く片岡が二ゴロ併殺打。この一打から始まった負の連鎖を、最後まで断ち切ることができなかった。

 心配なニュースもチーム内を駆け巡った。試合前、フリー打撃を終えた阿部が首をひねりながらベンチ裏へ。コンディション不良を訴え、欠場が決まった。指揮官と話し合い、再調整のため3月上旬まで実戦出場が見送られる方針となった。

 高橋監督は阿部の状態について「ゲーム(に出る)という感じではない。体の張りや疲れもある」と説明。凡戦に大黒柱の“離脱”も重なり、表情はさえなかった。

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