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野村貴仁氏 清原容疑者に忠告していた

 ボールを手に語る野村貴仁氏(撮影・齊藤章平)
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 オリックス、巨人の元投手、野村貴仁氏(47)が12日、高知市内の自宅近くで取材に応じ、覚せい剤所持容疑で逮捕された元同僚の清原和博容疑者(48)について語った。同容疑者へのクスリの受け渡しに関しては明言を避けたが、「これ以上やらない方がいいですよ」と助言していたことを明かした。

 野村氏と清原容疑者の接点はやはり、ともに巨人に在籍していた時期だった。1998年から01年までの4年間だが「そんなにベッタリという関係ではなかった。一緒に飲みに行ったりすることもなかった」と説明した。

 清原容疑者が薬物を始めた時期や受け渡しを含む2人のやりとりに関しては「皆が想像しているとおりですよ。(マスコミが)僕のところに取材に来るというのがすべてでしょう」と具体的な言及は回避。当時、異様な雰囲気を感じ取った野村氏が「これ以上やらない方がいいですよ」と忠告したことがあったという。

 両者が巨人を退団してからは自然と疎遠に。「その後のことは知らないが、続けていたとしたら」と前置きした上で、清原容疑者には薬物と決別するタイミングが2度はあったと力説した。野村氏が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された06年10月と、週刊文春が薬物疑惑を報じた14年3月だ。今回の逮捕を聞いて非常に驚いたといい「何でやり続けていたのか。僕はそう思います。寂しい気持ちでいっぱいです」と素直な思いを吐露した。

 仙人のような風貌で大きな反響を呼んでいた野村氏だが、この日はひげをそって登場。「僕は現役の時には使っていない。今もきっちりやめています」と禁断症状がなく、現在の身の潔白を強調した。2時間以上、対応したが「今はあまりうかつなことを言えるような立場でない。公判が終わってからしゃべります」と核心部分は語らず、今後の裁判で証言台に立つ可能性もきっぱり否定していた。

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