世界のゴジラ塾!米強打者の打法を伝授

 「巨人春季キャンプ」(2日、宮崎)

 巨人の宮崎キャンプで臨時コーチを務めている松井秀喜氏(41)が“ゴジラ塾”を開講した。フリー打撃を前に1軍野手全員を集め、身ぶり手ぶりを交えて助言。「私の経験した中で大事に思うこと、私が見てきた素晴らしいバッターの共通していた点をお話した」と明かした。

 若手やベテラン、外国人も食い入るように聞き入った。スーパースターによる約12分間の実演指導。松井氏は岡本から借りたマスコットバットを持ち、円陣の中心でスイング動作を繰り返した。

 デレク・ジーターやアレックス・ロドリゲス、マニー・ラミレスらの名前を挙げ、強打者に共通するタイミングの取り方や構えた際の重心の置き方などを伝授。大リーグ移籍当初の経験談も織り交ぜながら「動くボールが多く、ファーストゴロやセカンドゴロが多かった。ためることによって、遠くに飛ばせるパワーは削られても正確性が出た」と、軸足にしっかりと重心をかける重要性を説いた。

 “ゴジラ塾”は首脳陣の要望で実現した。高橋監督は「日本、アメリカで成功し、アメリカですごい打者も見てきた方。伝えてもらうことで、選手も何かヒントになることもあると思う」と真剣なまなざし。ゴジラの教えを胸に刻み、強打復活を目指す。

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