今季トリプルスリーを達成したソフトバンク・柳田悠岐外野手（２７）が１７日、年明けの自主トレをオリックス・糸井とグアムで行うと明かした。自身と同じく「超人」と呼ばれる先輩に３年続けて弟子入りする。

　グアムには「初上陸っす」。１１月に右肘を手術し、現在もリハビリ中の柳田にとって最適な場所。「糸井さんは今年、左膝を痛めた。暖かい場所でやれるように環境を用意していただきました。まだまだ勉強したいことがいっぱいある」。今年１月は浜松市での自主トレに初参加。今季の大活躍につながった。

　強化ポイントの一つは体幹。「強くできれば、もっとどっしりとして、軸がぶれないようになる」。対戦相手によって右足を上げるタイミングを微妙に変えるが、本人の感覚の中で体幹の安定感を欠く時期があったようだ。

　「来年は打率や出塁率も上げていきたい」。シーズンを通してフルスイングを続けられれば、日本球界初の「４０本塁打＆４０盗塁」や、２年連続首位打者も近づいてくる。