元巨人のウォーレン・クロマティ氏(62)が、現役選手による野球賭博で揺れる古巣について苦しい胸の内を吐露した。
すでに一連の報道を伝え聞いているという同氏は「とても落胆している。心を痛めている」。自身は84年から7年間プレーし、89年に日本一を経験。「この状況を乗り越えるには、勝ち続けるしかない。勝利はすべてを変える」と熱弁を振るった。
現在はかつて大リーガーとしてプレーしたカナダ・モントリオールへの球団誘致活動に奔走している同氏。この日は大リーグGM会議の会場で関係者と交流した。「巨人のフロントの方々が最善を尽くしているのは知っている。僕もぜひ協力したい」と話した。