“乗り遅れ”秋山 絶対「初安打」打つ

 「プレミア12・1次ラウンド、日本-メキシコ」(11日、天母)

 秋山翔吾外野手(西武)は大会初安打へ意欲を示した。開幕となった8日の韓国戦は、先発野手で筒香と2人だけが無安打。「とりあえず一本出したい」と、これ以上は乗り遅れないことを約束した。

 シーズン216安打の日本記録を樹立した安打製造機が“開幕ダッシュ”に失敗した。韓国戦は3打数無安打。初回は外角低めのボール球に手を出し空振り三振に倒れた。

 独特の雰囲気にのまれていた。「初回は自信を持って見逃した球を当たり前のようにストライクと言われた。でも、それも国際大会。対応していかないと」。自らに言い聞かせるように、初戦を反省した。

 この日は、景気づけとなる出来事があった。自身初のゴールデングラブ賞が決定。「うれしい。去年はとれなかったので」。気分よく迎えた練習では、広角に鋭い打球を連発。日本が誇るヒットメーカーが、11日のメキシコ戦で再スタートを切る。

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