ヤクルト石川、闘志全開で巨人倒す

 1日の巨人戦に先発するヤクルト・石川雅規投手(35)が31日、開催地の富山で行われた投手練習に参加。この地でかつて乱闘劇を演じた相手に闘志全開の投球を見せることを誓った。

 乱闘が起きたのは93年6月。首位攻防戦で両軍1人ずつ退場者を出したが、ヤクルトが大勝。さらに、この年は2度目の日本一に輝いた。今回も時期は違うが、優勝争いを繰り広げる中での直接対決と状況は似ている。また、富山では5勝2分けと、ヤクルトにとってゲンのいいデータがそろう。

 この日、石川はキャッチボール、ダッシュなどで調整。8月25日の前回登板も巨人を相手に中4日で気迫あふれる投球を見せ、7回2/3を2失点で勝利投手となった。

 2戦連続の巨人戦は菅野との投げ合いとなるが、「球が遅い分、近めに投げないと抑えられない。菅野君も気持ちで投げる投手だと思うので、負けじと遅いのを前面に出したい」と表情を引き締めた。乱闘ではなく、投球に闘志を込めて勝利をつかむ。

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