キヨシDeやったぜ!38日ぶり連勝
「巨人1-3DeNA」(24日、東京ド)
勢いが戻ってきた。前日に連敗を12で止めたDeNAが巨人に快勝。5月16日以来の連勝で、8カードぶりの勝ち越しを決め、中畑監督は「昨日に引き続きいい野球が出来た。ナイスゲーム!!久しぶりに言ったな、これ」と上機嫌だった。
試合を決めたのはバルディリスだ。1-1で迎えた八回の1死一、二塁。山口が投じた外角低めのチェンジアップにフルスイングで左前適時打とし、勝ち越しの走者を生還させた。
家族も観戦する中でオリックス時代の13年9月24日以来となる4安打の大暴れ。「いい試合だったのでチームに貢献しようと努力した結果」と謙虚に喜びを表現した。
また、この試合では、初回1死一、二塁で、併殺崩れの間に2塁走者の石川が一気に先制のホームを踏む好走塁を披露。中畑監督は「隙を突く好走塁が勢いをつけさせてくれた。相手に嫌なイメージを与えることができた。あれが今日のポイント」と絶賛した。
「みんながカバーしあって、ミスのない野球をして勝ち試合をつくる。昨日、今日と執念を感じた。よかったときのパターンに入ってきてくれたかな」。指揮官は復調に手応えを感じていた。