オリ カラバイヨ、ラミレス氏から金言

 オリックスのフランシスコ・カラバイヨ外野手(31)が18日、BCリーグ群馬のアレックス・ラミレスシニアディレクター(40)に電話で打棒復活に向けたアドバイスを授かったことを明かした。

 ラミレス氏は昨年までのチームメートで、これまでにも何度も指導を受けている。カラバイヨは5月30日・広島戦の最終打席で本塁打を放ったが、翌31日から37打数4安打、打率・108とスランプに突入。ただ、アドバイスの内容は「スイングはそんなに悪くない。リフレッシュして頑張れ」というものだった。

 4月9日に1軍昇格し、ここまでチーム2冠の11本塁打32打点。不調のチームにあって打線の中心を担ってきたこともあり「自分では気付かないけど、疲れがあったかもしれない」と話す。交流戦明けの休日には、家族とユニバーサル・スタジオ・ジャパンで英気を養った。

 この日は雨のため青濤館での練習となったが、ほっと神戸で行われた前日の打撃練習では柵越えを連発した。今季、本塁打後にラミレス氏の代名詞であったゲッツポーズの使用を許可されたが、同時に「30回やれ」、つまり30本塁打しろという指令も受けた。背番号99が約束を果たせるほどに復調すれば、チームの白星量産にもつながる。

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