キヨシ200勝だぜ!DeNA強いぜ
「DeNA6-3中日」(13日、横浜)
強い!本当に強い!天敵もビハインドも関係なし。ハマスタを熱狂の渦に巻き込む快勝で、DeNAの中畑監督が節目の勝利を手にした。
「先行されていても、いけるという空気がベンチにある。それがグラウンドにパワーが伝わる。気持ちの連携があるんだよね」。指揮官も興奮気味に試合を振り返った。
相手先発・山井にはチーム6連敗中。さらに序盤からリードを許す展開。だが、四回にロペスがバックスクリーンへ同点2ランを放つと、勝ち越された直後の六回2死一、三塁で再びロペスが左前同点打。しぶとく食らいつく。キヨシ野球の真骨頂だ。
そして同点の七回1死一塁。石川が右翼へ今季1号の2ランをたたき込み勝負あり。この勝利で、中畑監督は球団5人目となる通算200勝を達成した。
前日まで「単なる通過点」と話したが「やったー!」と両手でVサイン。「僕にとっては大したことですよ。200もできるまでやらせてもらって、ありがとうございます。メッチャうれしいッス!!」と大はしゃぎだ。
今季最多の貯金8で、8年ぶりのハマスタ9連勝。「何か気づかない?玉が3つになってるだろう!」と帰り際までキヨシ節さく裂の中畑監督。右ポケットには、守護神・山崎康から受け取ったウイニングボールが大事そうに入れられていた。