Lおかわり 中田の前で5戦ぶり5号!

 「西武6-2日本ハム」(21日、西武ド)

 高々とした放物線が左中間スタンドに着弾した。五回1死、西武・中村の一振りが勝利を引き寄せた。リードを2点差に広げるソロ本塁打は今季5号。「高めに浮いてきたので、思い切り打ちました」。14日の楽天戦以来、5試合ぶりの一発だ。

 目の前の“ライバル”に貫禄を示した。本塁打王争いは、大阪桐蔭の後輩・中田がリーグトップの6発を放ってトップに立つ。「対決という意識はないが、あいつは日本代表の4番。今後もハイレベルな競争ができればいい」。34発で5度目の本塁打王に輝いた昨季。カード別対戦で最多の10本を放った日本ハム戦で、今季も健在ぶりを示した。

 三回には浅村の中犠飛で同点とした直後の2死二塁で、右前に運ぶ勝ち越し適時打。七回の右前打とあわせ、今季2度目の猛打賞だ。負ければ今季初の3連敗という状況で、チームを救った主砲の働きに、田辺監督も「中村は本塁打も出たが、いいつなぎをしてくれた」とうなずいた。

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