リベンジマッチの初戦を託された中日のラウル・バルデス投手（３７）が、１４日の阪神戦（ナゴヤドーム）で虎を退治し、来日初勝利をマークする。

　「開幕のときとはチームの状態も違うし、自分の状態もいい。抑える自信はあるよ。だからといって相手をなめてはいけない。特に鳥谷、マートンには気をつけないとね」

　３月２８日の対戦では６回３安打無失点。打線の援護に恵まれなかったが、先発としての責任は十分に果たした。「体調面は何の問題もないよ。自分は言われたところで投げるだけだからね」。防御率１・３５はリーグ４位。オープン戦の防御率も０・９５。常に安定している優良外国人が本拠地でタテジマを眠らせる。