楽天連敗止めた ペーニャ激走V三塁打

 「ロッテ4-6楽天」(5日、QVC)

 4番が決めた。4-4の七回2死一塁で勝ち越しの適時三塁打。チームの連敗を「4」で止め、8日ぶりの勝利に導いた楽天・ペーニャは、「優位に進める打撃ができて良かった」と声を弾ませた。

 代わったばかりの益田の初球をたたいた。打球は中堅フェンスを直撃。118キロの巨体を揺らして激走した。「走ることには自信がある」とニヤリ。初回の先制左前打、三回の左前打に続くこの試合3安打目となるV打は、自身2年ぶりの三塁打というおまけまでついた。

 試合前の時点で、得点圏に走者を置いて4番が打席に立ったのはわずか3回。つながりを欠いて6試合で11得点だった打線が、今季最多の15安打6得点。活性化の兆しをようやく見せた。

 「ペーニャの前にいかに走者を置くか」とオーダーを組むのに苦心していた大久保監督は「これで上位(打線)を固められる」と安どの表情。シーズンは始まったばかり。「これからいい結果につながっていくと思う」と逆襲に手応えをにじませた。

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