巨人・村田修一内野手（３４）が２１日、自主トレ先の沖縄から帰京した。羽田空港に到着後、ドラフト１位の岡本和真内野手（１８）＝智弁学園＝が対面を待ち望んでいることを聞き「近いうちに（新人が練習する）ジャイアンツ球場に行くと思うので、機会があれば話をしたい」と、“弟子入り”を歓迎した。

　岡本は右の長距離砲で三塁手。自身の後継者になる可能性もある後輩が「お話を聞いてみたい」と希望しているのであれば、拒む理由はない。打撃論や練習方法など、惜しみなく伝授する考えだ。

　問題はこわもての村田を前にして、岡本が勇気を持って話しかけられるか。現在は右側頭部を刈り込んだ独特のヘアスタイルに加え、日焼けの影響で顔が黒くなり、その目つきはより鋭さを増しているように見える。村田もその点は自覚している様子で「自分の風貌が風貌なんで。話しかけやすい雰囲気を出せればいいかなと思います」と、満面の笑顔をアピールしていた。