G長野リハビリで右脳鍛えて新境地開拓

 右脳を鍛えて新境地開拓だ!右膝と右肘を手術し、リハビリを続けている巨人・長野久義外野手(29)が9日、主に左手しか使えない生活の中に新たな可能性を見いだした。

 現在は痛みこそないものの、右肘は十分に曲げられない状態。「グラスを持つこともできない」と、食事なども利き手ではない左手での生活を強いられている。それでも「箸は普通に使えるようになってきましたよ。やっていて損はないですからね」と前向きだ。

 これが『ケガの功名』となるかもしれない。左手は右脳に直結し、左手を重点的に使うことで右脳を鍛えるトレーニングにもなる。論理的思考をつかさどる左脳に対し、右脳はイメージや直感を担当するといわれ、野球でも何らかの効果を与えることも期待できる。

 「何か変化があるかもしれないですしね」と長野。リハビリでチームのV旅行には帯同できなかった。しかし試練をも進化の機会に変えるどん欲さで、復帰を目指す来季開幕には新しい姿を見せるつもりだ。

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