巨人・杉内俊哉投手（３４）が５日、同い年でソフトバンクに入団した松坂大輔投手（３４）との投げ合いを待望した。「高校の時からのライバル。ホークスの松坂はイメージが湧かないですけど」と語った。

　平成の怪物の日本球界復帰を喜んだ。「すごい楽しみです。まだ対戦して１勝もしていないので、何とか勝ちたい」。初対決は９８年、鹿児島実業時代に夏の甲子園で激突。横浜高の松坂に投げ負けた。プロ入り後も、０２年４月２３日の初対決から３度対戦したが、松坂の３連勝に対し、０勝２敗に終わった。

　この日は、都内の日大板橋病院を訪問し、入院中の子供たちと交流。自費で制作したポストカードを配るなどふれ合い「子供たちを見ると元気になる。『頑張って』というひと言が一番うれしい」と充実感に浸った。「あの時のお兄ちゃんが頑張ってるなと思ってもらえれば」と、野球で一層の活躍を誓った左腕。その相手が松坂なら、注目度アップは確実だ。