ＤｅＮＡ・国吉佑樹投手（２３）が２日、横浜市内の球団事務所で契約交渉に臨み、１２００万増の２７００万円で更改した。来季はクローザー候補として期待される右腕は、ハマの守護神となることを誓った。

　今季は主に中継ぎとして、４９試合に登板。「やったことのないポジションで、前半は試行錯誤だった」と話したが、シーズン終盤では抑えの位置を任される場面もあり、２勝３敗２セーブ、防御率３・４７の成績を残した。

　来季は抑え候補に名前が挙がる。「球が速くて三振が取れる。なおかつ、出てきたら（相手が）負けたという思いになるのがクローザー」と理想像を語り、「その１つのポジションをしっかり取れるようにしたい」と強い決意をにじませた。

　今年３月に紗知夫人（旧姓・桐山）と結婚していたことも発表。「来季は５０試合、６０試合と、しっかりしたポジションで投げたい」と生涯の伴侶を得て思いを新たにしていた。