SB工藤監督「やるけん」藤井さん墓前で
ソフトバンクの工藤公康新監督(51)が2日、ダイエー時代にともに投手として戦い、2000年に亡くなった藤井将雄さん(享年31)が眠る佐賀県唐津市を訪問。弟分の墓前に手を合わせた。
現役時代はキャンプ前に足を運び、活躍を誓った場所。今回は「(監督を)やるようになったよ。『やるけん』と伝えた」と、15年ぶりに古巣へ戻ってきたことを報告した。
チームが福岡に移転して11年目の1999年、初のリーグ制覇と日本一を果たした。工藤監督は当時エース。藤井さんは最優秀中継ぎのタイトルを獲得したが、そのオフに病に倒れ、翌年に逝去した。指揮官は「熱い気持ちを持った投手だった。このチームには、そういう選手がいたことを忘れてほしくない」と熱く語った。