ヤ真中新監督始動 来年こそ這い上がる
ヤクルト・真中満新監督(43)の始動となる秋季練習が18日、都内の神宮外苑で始まった。練習前には、「2年連続最下位の悔しさを前面に出してやってほしい」などと訓示。約2時間、選手たちの動きに熱い視線を送った。
チーム再建を期す指揮官が求めた練習は量より質。「コーチがメニューを組んでも、選手が意識して取り組まないと何も変わらない」と指針を示した。
さらに、11月3日に松山市で始まる秋季キャンプでは「春のキャンプをにらんで、サインプレーやケースに応じた走塁などをやっておきたい」と実戦的な練習に取り組み、「試合をやりながら課題を見つけたい」と、対外試合も3試合行う。秋に力を蓄えて、来年こそはい上がる。