ソフト次期監督は20年ぶり外部招へい
秋山監督の電撃辞任表明(14日)を受け、ソフトバンクは急ピッチで後任を決める作業に入る。次期監督は内部昇格の可能性は低く、1995年に就任した王貞治監督(現球団会長)以来、20年ぶりに外部からの招へいとなることが濃厚だ。
編成部門の実質トップとなる王会長は、秋山監督の会見が終わった後の午後4時すぎにヤフオクドームを離れた。「まだ明日(15日)の相手も決まってない状況なんだから。まずは第2(ファイナル)ステージを全力で戦うこと。勝てば時間はあるからね」
チームが日本シリーズまで勝ち進めば、結果的に来季組閣への猶予期間ができるのも事実。あらゆる意味での「有終の美」に期待を寄せた。
秋山監督とともに会見に出席した後藤社長は、CS前日という状況にも配慮して「すべてが終わってからお話しさせてもらいます」と、多くは語らなかった。