平均25・7歳!若侍で小久保監督勝負
11月に行われる「2014 SUZUKI 日米野球」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の28選手が9日、都内で発表された。日本ハム・大谷や阪神・藤浪ら10選手が侍ジャパンに初選出され、平均年齢25・7歳とフレッシュな顔ぶれとなった。
小久保裕紀監督(43)は「若い年齢層、経験を積ませたい選手を選んだ」と説明。勢いのあるヤクルト・山田や潜在能力を秘めた巨人・小林ら、2017年のWBCをにらんだメンバー構成となった。
球数制限もあるため、投手陣は先発タイプの選手を多く選出。指揮官は藤浪について「ある試合は2番手で、という起用になる」と話すなど、先発だけでなく中継ぎでの役割も求められそうだ。
4番候補には日本ハム・中田の名前を挙げたが、機動力野球でメジャーリーガーに対抗する考え。「勝ちにいくのは大前提。初めて日本代表を背負う選手は、経験を自分のものにしてほしい」と、言葉に力を込めた。